西川千春さんの「東京オリンピックのボランティアになりたい人が読む本」を読みました

西川千春さんの「東京オリンピックのボランティアになりたい人が読む本」を読みました

こんにちは、yuko( @tokyo2020watch1 )です。

本日は西川千春さんの著書『東京オリンピックのボランティアになりたい人が読む本』の読後レビューです。

随分前に読了していたのですが、先日東京2020オリンピックの大会ボランティア募集説明会で西川さんの講演を聴いてきたので改めて感想をまとめます。

ネタバレは大してないですが、万が一嫌な方はページ最後まで行って、Amazonのサイトで概要を御覧ください!

ボランティアが気になっている人は、まずこの本の第3章を読め!

この本の読みどころは、なんと言っても第3章「知られざるオリンピックボランティアの世界」だと思います。

著者の西川さんはロンドン、ソチ、リオ、と3つのオリンピックのボランティアを経験してきた猛者。

そんな西川さんが、オリンピックのボランティアで何を体験したのか、ワクワクしたのかを感じることが出来ます。

オリンピック関係者がピンバッジを交換してる、なんてことも知らなかったし、あれだけ大規模に時間をかけているオリンピックの裏側は割とドタバタしている、なんてことも想像していなかったし、夜は飲み会になってたなんてことも想像するだけでワクワクが止まらない(笑)

ボランティア仲間との繋がりに共感

単純に「ボランティアに来る人」に興味があります。

強引に「ボランティア」という単語でまとめてしまいますが、集中的に災害ボランティアに行っていた時期があり、その際に経験したことなんですが、

その場で即席で集まった数十名が、ひとつの現場作業を進めるに伴って役割分担が自然と出来ていったことがとても興味深く印象に残っています。お互いの出来る・出来ないを尊重することで効率的になっていくんですよね。

②時間がしばらく経つと、結局現地で活動したことの満足感よりも、活動を通じて仲良くなった現地の人や、普段の生活じゃ絶対に友達にならないような人とも仲良くなったりと、当時の繋がりが今も続いていて、それが私の財産のひとつになっています。

普段の社会活動とは異なる、立場ではない能力に応じた役割分担で新たな自分を発見したり、価値観の物差しを共有できる繋がりがオリンピックボランティアで出来るんじゃないかな、と思っています。

ついでにアスリートや観客の役に立てばいいな、という感じです(笑)

近所の佐々木さん
ついでかよ!(笑)

オリンピックボランティアになる方法

オリンピックのボランティアになるまでのプロセスと、どんな役割があるか詳しく書かれているので、時間軸や何をしたいかイメージすることができました。

とにかくスポーツボランティアというものをやってみよう、ということでこの本がきっかけで応募し出しています。

オリンピックボランティアの情報って少ない

最近になって、公式HPの情報も充実してきましたが、意外とボランティアに関する情報が少なくて困っていたのでこの本に出会って本当に助かったと思います。

私もこのblogでオリンピックボランティアに関する情報をまとめようと思っていたのですが殆ど公開されていなくて開店休業中なのですが、意外と経験者が発する情報も日本語でも英語でも少ないですね。

facebookでいくつかオリンピックボランティアのグループに入っていますが、今の所日本語メインも英語メインのグループも割と静かです。

東京都の募集が始まると変わるかもしれませんね。

「ブラックボランティア」と一蹴するのは勿体無いと思う

先日感想を書いた本間龍さんの「ブラックボランティア」よりも、先に「東京オリンピックのボランティアになりたい人が読む本」を読んでいたのですが、この2冊が比較されるのは少し違うんじゃないかと個人的には思います。

「大会運営の社会的な課題」と「ボランティアに参加する・しない」って私にとっては全くの別軸。
前者も大事で知るべきことだけど、それが後者の判断材料の全てじゃないです。ましてや私の場合は有償かどうかは全く関係ないです。

たとえば、また災害ボランティアの話になりますが、当時活動を通じて、
ボランティアについて、被災地について、復興について、政府の動きやおカネの動きについて、
決して全てに賛同できていたわけではないですが、それが「ボランティアをしない」という結論には至らなかったです。

特に今回は災害ではなくオリンピックというイベントなので、興味があるなら誰に何を言われようとやってみればいいじゃない、と軽く考えています。

各種条件に関しては、しんどそうだな、と思うものもありますが、これから変更していってくれたらいいな、と思っています。

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